「障がい者(児)の居場所を考える研修会」が開催されました!

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10月31日(月)に子育て等支援施設「なぎチャイルドホーム」で、「障がい者(児)の居場所を考える研修会」が開催されました。講師はNPO法人「おらとこ」代表の野入美津恵さん。参加者は、子どもの成長を願う親の会「どんぐりの会」のみなさんです。

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最初に野入さんから富山型デイサービスについてのお話がありました。 富山型デイサービスとは、年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられる場所。野入さんが代表をされているNPO法人おらとこでは、デイサービスセンター、小規模多機能ホームなど、昔ながらの雰囲気を大切にした新しい居場所を目指し、さまざまな事業を展開されています。

その後、富山型デイサービスの紹介DVDを観ました。 「このゆびとーまれ」「にぎやか」「ふらっと」などの富山型デイサービスが紹介され、障がい児やお年寄りの活き活きとした表情が映し出されます。障がい児にとっても、お年寄りにとっても、そして家族にとっても、豊かな時間を過ごすことができる居場所になっています。自分の子どもが通う富山型デイサービスがきっかけで、看護師の資格をとったお母さんも紹介されていました。

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後半では、野入さんとどんぐりの会のみなさんで座談会が行われました。奈義町で障がい児の居場所を作るためにはどのように動き出せばいいのか。どんぐりの会のみなさんが自分たちの思いを言葉にし、野入さんが耳を傾け熱いエールを送ります。 奈義町らしい居場所作りに向けて大きな一歩が踏み出されようとしています。

(菅原)