こどもクリエーター交流キャンプを開催しました!2日目

この記事はこどもクリエーター交流キャンプ2日目の記事です。

1日目の様子はこちらから。

2日目の朝は朝食作りから始まります。奈義町の子ども達は別の行事ですでに調理に慣れているので、率先して県南の子ども達にやり方を教えていました。

朝ごはんの後はメインプログラム最後の1つであるこどもデジタル授業が行われました。このワークショップでは、アクティブラーニングという手法で、算数と理科とコミュニケーションの授業が行われました。この授業では、デジタルペンとデジタルノートを使うので、前のモニターに全員の書いた文字がリアルタイムで表示されます。全員の回答を同時に見比べることができ、オリジナリティ溢れる回答に全員で大笑いする場面も多々ありました。

コミュニケーションの授業では、「丸を5つ描いてください」という風に先生が言った通りに図形を描いてもらうのですが、全員の描いたものを見比べると、人によって描いているものが全然違うことがわかります。こうした体験を通じて、同じ言葉でも人によって受け取り方がさまざまであるということを学びました。

キャンプの最後には、1泊2日で学んだことを発表してもらいました。県南の子ども達は「奈義の子が話しかけてくれた」「奈義の子が教えてくれた」という風に、奈義の子たちから優しさや頼もしさを感じていたようです。一方で奈義の子ども達は「知り合いがいないのに来るなんてすごい」「団体行動になれている」という風に、県南の子たちから勇気や生活環境の違いを感じ取っていたようです。

キャンプの後、奈義町の子と県南の子で文通をしているといううれしい知らせが届きました。

これからもこうした交流が続いていくといいですね。