観光実態調査の結果を検証しました。

ナギカラの菅原です。

11月8日(火)に第7回奈義町観光マーケティング委員会が開催されました。まず、奈義町版DMO戦略について説明がありました。

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その後、マーケティング・ディレクター(MD)の進行により、観光実態調査結果の検証をしていきます。

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観光マーケティング委員会では、奈義町の観光実態を把握するためにアンケートを実施してきました。今回は、その集計結果を基に、アンケート前の仮説が正しかったか間違ったかを検証していきます。 たとえば、アンケート前は、奈義町に訪問する人は湯郷温泉の「ついで訪問」が多い、という仮説がありました。しかし、アンケート集計結果を見ると「奈義町に行ってみたところがあった」が63.9パーセント。つまり、奈義町に来る多くの人は、ついで訪問ではなく奈義町に目的があって訪問しているということがわかります。他の観光地訪問者へのアピールではなく、奈義町そのものの魅力をアピールすることで、十分に集客できる可能性があることがわかりました。 仮説通りの結果もあれば、予想外の結果もありました。たとえば、「何を体験したいと思って奈義町を訪問してくれたのか?」という疑問に対して、仮設は「那岐山を目的に訪問している人が多い」「現代美術館を目的に訪問している人が多い」とありました。結果を見ると、訪問主目的は「現代美術館」が27パーセントで一番多かったのですが、二番目に多かったのは「山の駅」の21パーセントで、那岐山は三番目でした。

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このようにして集計結果を検証していくことで、観光客の実態が明らかになっていきます。外からの視点と、内からの視点にはズレがあります。奈義町民が誇りに思うものと、観光客にとって魅力のあるもの。観光マーケティング委員会ではじっくりと議論をして、内からの視点と外からの視点をすり合わせ、奈義独自の魅力を磨き上げていきます。