レクチャー&観察会「奈義町の自然を知る」を開催しました!

7/28(金)、29(土)にレクチャー&観察会「奈義町の自然を知る」を開催しました!

 

今回のレクチャー&観察会は、現在進行中のプロジェクト「小商いマーケットプレイス整備事業」の中で、奈義町の植物について調査をしたので、ぜひ町民の方々にも知って頂こう、ということで開催しました。

レクチャー風景。講師は造園家の佐々木知幸さん。庭園づくりや、自然観察会を開いている植物の専門家。

 

レクチャーは、奈義町の地形の説明から入り、佐々木さんが調査の中でみつけた植物たちの紹介を行いました。

奈義町を構成する地形が出来た時期は大きく4つに分けられているそうです。普段の生活の中で、エリアごとの雰囲気の違いや特徴について考えることはあるのですが、地形が出来た時代の違いからきていると知り、奈義町を見る視点がグッと広がったように感じられました。

ふいにうずくまり植物をとる佐々木さん。

観察会は奈義町文化センターと奈義町役場の周辺で開催。観察したのは一般的に雑草とみなされている植物でしたが、見たことはあっても名前や生態をしらないものばかりで、参加者の皆さんは興味津々で話を聞いていました。

スミレの閉鎖花。自家受粉によって花を咲かせないまま種ができるとのこと。奈義町は多くの種類のスミレが生えているのが特徴的だそうです。

今回の観察会のルートで見られた植物は雑草が多く、参加者からは「これは(庭づくりの)敵」「嫌だわ〜」といった悲鳴があがりつつ盛り上がる場面も。

オッタチカタバミ。食べられる植物。かじってみましたが、酸味があってなかなか美味しい。

 

今回観察した植物は一般的な雑草が多かったのですが、普段見慣れているけれど詳しくは知らない植物について知ることで、日常風景を見る視点が新たに増えたのではないでしょうか?

次回は奈義町の特徴的な植物が見られる場所で観察会を企画する予定です。

みなさまよろしくお願いします!

(長田)