レクチャー&観察会「奈義の野草で庭を作ろう!」を開催しました!

8月25日(金)・26日(土)に前回に引き続き、「野草を使った庭づくり」をテーマに開催しました。

今回も2日間で40名近い方々に参加いただき、すこしずつ野草の魅力が浸透していっているように感じます。

 

レクチャーは山の駅 いろり家、観察会は菩提寺周辺で開催しました。講師は前回と同様、造園家の佐々木知幸さん。

レクチャーでは、植物の進化の歴史から、庭のジャンルの説明、野草を使った庭のコツや、佐々木さんが手掛けた庭の紹介が行われました。雑草は土が見えていているところから生えてくるため、対策としては隙間なく植物を植えることが有効とのことです!草むしりによって地面が見えている状態は危ない……ということですね。

観察会は菩提寺周辺で開催。山中ということもあり、快適な涼しさのなか観察することが出来ました。

タケニグサ。イギリスでは鑑賞用に人気。荒地が好きなので、荒れ地に他の植物が育つと姿を消す。陽がよく射す場所に育つ植物はこういうタイプが多いそうです。名前の由来は、竹を煮るときに一緒に煮るとやわらかくなる説と、茎の中が空洞で竹みたいだからという説があるみたいです。

スギの若い芽。

参加者の方々から植物の紹介や説明が自然と行われるなど、前回以上に盛り上がる内容に。初日は夕立によって急遽解散というハプニングが起こりつつも、両日通して充実した観察会になりました。

 

今後も継続して活動していきますので、みなさまぜひぜひご参加ください!

(長田)