東京・有楽町にある移住促進センターで、第4回「岡山県奈義町で生涯活躍の町をつくる会」を開催しました

先月に続いて今月も開催しました第4回岡山県奈義町で生涯活躍のまちをつくる会。
2月17日に東京・有楽町の移住促進センターで、奈義町に興味関心のある方々を対象に、
奈義町の魅力についてお話してきました。

今回の参加者は、関東在住の30代から60代の幅広い年齢層の方々でした。
音楽の先生や海外で就農経験のある方など、バラエティ溢れる面々で、みなさんゆくゆくは地方への移住を検討されている方々ばかり。

今回のテーマは、奈義町のまちづくりと地域包括ケアについて。
地域包括ケアとは、住まい、医療、介護、予防、生活支援を地域一体となって行う仕組みのことです。
奈義町では、在宅看取り率22.2%を記録し、町内の医療施設が家庭医の育成を全国に先駆けて実践しているなど、地域包括ケアはまちを語るうえで欠かせないワードとなっています。今回は町役場から地域包括ケアを担当している子ども長寿課の課長が同行し、つくる会に臨みました。

イベントではまず、町役場まちづくり戦略室の職員から奈義のまちづくりについての紹介。
そして、子ども長寿課課長から、奈義の地域包括ケアがどう機能しているのかなど、熱を込めて紹介させていただきました。
参加者の目は真剣そのもの。興味深そうにお話を聞いてくださり、時折質問の声もありました。

後半は前回と同じく、奈義を拠点に介護と演劇を結びつけて高齢者のいきいきした暮らしの推進に取り組んでいる菅原直樹さんがワークショップで実施している「遊びリテーション」を行いました。今回は前回と違い、みなさん苦戦している模様。頭と身体が混乱して、それはそれでとても楽しいゲームとなりました。

参加者みんなが打ち解けたところで、そのまま円になって座談会がスタート。
産まれも育ちも奈義町の、根っからの奈義っ子である子ども長寿課課長が、参加者の質問にユーモアを交えながら次々と答えていきます。
地元手作りのお菓子や、地域おこし協力隊と町内飲食店が一緒に開発した特産デザート「ナギシロプリン」を食べながら、和気あいあいとした雰囲気で座談会を終えました。

「最初は緊張していたのですが、和やかな空気でとても楽しかったです。」
「良いところと悪いところ、包み隠さず話してもらえたので理解が深まった。」
参加者からそういった感想をいただき、みなさん満足いただいたようでこちらもホッとひと安心。
来月3月には、2度のつくる会をふまえた奈義町体験ツアーが実施されます。
今回の参加者の声をもとに、面白いツアーになるよう全力で企画を練っていきますので、
みなさん奮ってご参加ください。

(草加)