小さな種から大きな花へ

3月10日(日)に奈義町国際交流ネットワークの有志6名が、奈義町文化センターに集合しました。2週間後の3月24日(日)に開催される「らくでん式英語インプロ Have fun! 英語って楽しんじゃけん(^^)」の英語サポーター研修のためです。

奈義町国際交流ネットワークとは「会員の親睦と結束を図り、文化、教育などの国際交流の事業を通じ、奈義町での外国人との相互理解や交流を推進、発信し、異文化に対する意識の向上を図ることを目的とする。」もので、長年活動されてきた方々が中心となって、昨年6月に設立された団体です。

前回2018年12月には、3名の地元サポーターとらくでんさんのファシリテーターとの協働で行った「らくでん式英語インプロ Have fun! 英語って楽しんじゃけん(^^)」でしたが、もっとサポーターがいた方が良い!との声が地元サポーターから上がり、それではと、サポーターを募集し、打ち合わせと研修を行うことになったのでした。

昨年度の第1回目からずっと参加している方もいれば、今回初めて体験する方もいる、ということで、今までの流れを簡単なワークをしながら確認していき、今回のプログラムの内容の提案と説明を受けました。

昨年度から通算4回目となる今回。積み重ねてきたらこそのできることやしたいことを、地元勢からも、らくでんさんからも、しゃべりながら身振り手振りを交えての意見交換で盛り上がっていきます。当日プログラムは、前半では3チームに分かれて、3種類のミニ英語ゲームを行い、後半では、英語表現を考えるというものが提案されました。

まずは一緒に体験してみます。体験する中で、目指していることを再認識したり、参加者へ伝えやすくするためのさらなる工夫はないかと思考を巡らせます。
それから3チームに分かれて、それぞれ担当するミニ英語ゲームがより良くなるようにと、らくでんさんのスタッフと一緒に、役割分担やアイデアだしなど考えてながら作っていきます。

最後にそれぞれの担当するミニ英語ゲームのデモンストレーションを交互に行い、フィードバックをもらって、全体の振り返りを行いました。

英語に興味がある人、奈義の子どもたちの英語活用力を高めたい、という小さく切実な願いからスタートしたこの取り組みですが、そもそも英語って楽しんじゃけん!と多くの参加者を募って体験してもらうことを最重要視した昨年度2回の実践を経て、今年度は楽しみながら英語活用力を高めよう、参加者の手ごたえや自信を深めてもらおうという目的へと進化し、プログラム作成から運営スタッフにと、ジョインして輪が大きく広がっていった2年間。

全国や海外で活躍されるらくでんさんがプログラムで行う表面的な形式だけでなく、大切していることは何か、そのためにどうプログラムを作り、どのように当日ファシリテートやサポートしていくか、ということも共有してもらい、奈義の文化的なものの見方だけでなく、広く多彩な視点も学ぶことができました。

きたる3月24日(日)へむけて楽しみが募る研修となりました。

(黒瀬)