ナイト・ミュージアム・シネマ vol.4 「さようなら」を上映しました

8月4日(土)に奈義町文化センターで、深田晃司監督の「さようなら」を上映しました。
今回の上映は、奈義町内外から120名を超える大勢の方々にお集まりいただけました。

この日はお昼に青年団による演劇「さようなら」を上演し、夜は映画「さようなら」の上映という、同じ原作を二種類の芸術形式で観ることができる、充実した一日でした。
映画「さようなら」は、映画特有の美しい映像はもちろん、原作を深田監督というフィルターを通した結果、脚本の核心部分は残しつつも、独自の作品となっており、演劇とは異なる魅力のある作品でした。

アフタートークでは、演劇と映画の違いについて質問がでるなど、一つの脚本をさまざまな視点で捉えた興味深い質問が多くみられました。演劇と映画、2種類の「さようなら」をみることが鑑賞経験に良い影響を与えているように思いました。

前回に引き続き鑑賞ノートも作成し、出口で配布。鑑賞後に作品について考えてもらうことで、より豊かな観賞体験になればいいと思い配布しています。

ナイト・ミュージアム・シネマも今回でvol.4。徐々に参加者も増えてきており、少しずつこのイベントが定着しているようで嬉しく思います。
今後も映画文化が広がっていくような上映を企画していきますので、よろしくお願いいたします!
(長田)